石造りが神秘的な「ハーモニックホール」は日常から遮断された清浄な場所。ひときわ神々しい真紅のバージンロードが続き、祭壇に向かうふたりの視界の先に広がる、まばゆい光と優雅にそよぐ緑。
繊細なテクニックで奏でられるヴァイオリンの音色が、誓いの瞬間をドラマティックに祝福してくれます。
青い空から降り注ぐ光、緑のシャワー、風に揺れる木の葉のざわめき。まるで五感で感じるすべてのものが祝福し、ふたりの誓いを見守っているかのよう。「イングリッシュローズガーデン」は中世ヨーロッパの伝統と格式を感じさせてくれる場所。
四季の風景が祝福する「ガーデンチャペル」は、花嫁のウエディングドレス姿が一層際立ち、おふたりが手を取り合い歩く姿も絵になります。
神聖な空気に包まれた、格調高い儀式殿に響く荘重な雅楽の調べ。
白無垢と紋服に身を包んだふたりを待つのは、古式ゆかしい和の文化を重んじる挙式。清々しい木の香りが立ち込め、神聖な空気に包まれる中、結盃の儀が粛然と執り行われます。日本古来の神々の前で愛を誓い、三三九度の盃を交わす瞬間は、家と家との結びつき、新しい家族の誕生と一体感を全身で感じられるひとときです。